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コラム
作成日:2017/02/21 最終更新日:2023/05/20

お彼岸の意味

2月も終わりに近づいてきましたので、暖かい風も感じるような季節となりましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか?サカエヤ仏壇店の渡辺です。

年末年始が終わり、3月になると春のお彼岸がやってまいります。
皆様がご準備するに際し、もともとのお彼岸の意味を少しだけお話しさせていただきます。

さて、今我々がすんでいる世界が「比岸」と呼ばれるのに対し、
仏菩薩様がいらっしゃる悟りの世界(浄土の世界)は「彼岸」と呼ばれます。
もともと、お彼岸とは功徳を積んで彼岸の世界に至ることを目的としたものです。

お墓参りにいってご先祖様と対面することだけが意味ではないということにご注意を。
ご先祖様のいる彼岸(浄土の世界)と我々がいる世界が近くなる時期に、その窓口としてお墓が
あるので、お参りし、我々が功徳を積みましたとご報告するのが目的だと私は思います。

積むべき功徳とは、六波羅蜜とも言われ、
 ①布施(財を施す)
②無畏怖(恐怖を除き安心させる)

 ③忍辱(苦しさに耐える)
④精進(仏道を修める努力)
⑤禅定(心の安定)
⑥智慧(真理を見抜く力をつける)

をできるだけ努力することを望ましいといわれています。

余談ですが、お彼岸の時期にあんこの付いたお団子を昔からお供えしてきましたが、
春のものはぼた餅(牡丹が語源)秋のものはおはぎ(萩が語源)と言われています。

私たちサカエヤ仏壇店では、春のお彼岸に向けてのご準備をお手伝いするべく
春のお彼岸セールを開催いたします。お仏壇のお掃除用品やお墓のお掃除用品などの小物から、
この時期だからお仏壇の買替をされる方へ多数の商品を取りそろえてお待ちしております。

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サカエヤ仏壇 相模原店 店長 渡辺裕人

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