地域のみなさまこんにちは。
ファミリーホール茅ヶ崎スタッフの山口です。
暑さや大雨により非常に厳しい夏となっております。
そうした中でも新型コロナの規制も解け、様々な企画・計画をさせているかもしれませんね。
お盆休みを楽しみにされている方も多いことでしょう。
さて、そもそも「お盆」とはなんでしょうか?
私は物心つく頃からお墓参り、そして祖父母と一緒に迎え火や送り火を焚くのが恒例でした。
意味もわからぬまま、お盆のあたりまえの過ごし方となっていたんですよね。
きっとお盆以外にも自然と行っているけれど、その意味はあまり知らないということってありますよね。
そういえば??と思ったタイミングで調べてみるのもオススメです。
「お盆」とは仏教における盂蘭盆会・盂蘭盆を略した言葉ともいわれており
ご先祖さまの霊をまつり、お迎えして感謝の気持ちを伝える日です。
日本に伝わったのは7世紀頃だそうですよ!
民間に伝わり始めたのは鎌倉時代に入ってからで、
江戸時代になって定着した文化だそうです。
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「キュウリとナスの精霊馬」
ご先祖さまが帰ってくるためのキュウリの馬は
少しでもはやくお迎えできるように、帰ってこれるように
ご先祖さまがお戻りになるためのナスの牛は
ゆっくりのんびりと帰れるように
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「盆提灯・盆飾り」
ご先祖さまが帰ってくるための目印であり、にぎやかにお迎えするというもの
新盆では白紋天という白い提灯を飾ることが一般的
ほおずきは形が似ていることから盆提灯を模したもの、とされています
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「迎え火・送り火」
こちらも目印の意味合いがありますが、
昨今では住宅事情などから火を焚くことが難しいことが多いです。
線香花火やキャンドルなどで代用されることも増えているそうですよ。
そしてお仏壇やお墓をきれいに掃除すること、が大切ですね。
浄土真宗では、帰ってくるという考え方はありませんが、
代わりに感謝や祈りをささげる「歓喜会」があります。
神道では、同じくお盆があり、帰ってくるという意味と健康を祝う意味があります。
お仏壇やお墓がないということもありますが
お盆の意味からもお分かりいただけますように、ご先祖さまに感謝をすること
その気持ちや過ごし方が大切なのだと思います。
日頃忙しない方も、ぜひこの機会にご先祖さまへ想いを馳せてお過ごしください。