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コラム お通夜
作成日:2023/04/19 最終更新日:2024/02/21

お通夜に参列する際に気をつけたい服装のマナー!夏冬別・男女別に解説

お通夜に参列する際に気をつけたい服装のマナー!夏冬別・男女別に解説

突然の訃報により、急遽喪服が必要になることがあると思います。着用する機会が少ないからこそ、喪服のマナーを知らない方は意外と多いかもしれません。葬儀で故人やご遺族に失礼のないように、子どもから大人まで、正しい喪服のポイントをおさえておきましょう。もしもの時に困らないように事前に喪服を用意しておくといいでしょう。

故人を偲んで遺族の気持ちに配慮することが重要

故人を偲んで遺族の気持ちに配慮することが重要

喪服は本来、ご遺族や近親者が身につけることで「喪に服している」状態を表すものとされていました。現在では、参列も喪服を着用し、故人を偲び、ご遺族の悲しみに寄り添う姿勢を示すことがマナーとなっています。故人を偲び、遺族の気持ちに配慮する姿勢が最も重要となるため、派手なものや葬儀の場所に不適切なものを着用しないことが大切です。普段から着慣れていない喪服ですが、失礼のないように服装のマナーに気を付けましょう。

喪服を無理に用意する必要はない

お通夜の参列者の服装は一般的にブラックスーツといわれる喪服を着用することが望ましいです。仕事帰りに直接会場へ向かうこともあり、喪服を用意する時間がないケースも多いため、地味な色のスーツを着用されることもあります。訃報は予期できないため、喪服を用意することが難しい場合はスーツなど洋装の平服でも問題ありません。和装は遺族側が着用するイメージが強いため、参列者の和装は男女ともに避けた方が無難です。

学生は制服を着用して参列する

学生は学校の制服があれば、制服を着用します。明るい色のデザインや、リボンやスカーフも制服であれば正式礼装とみなされるため、着用して問題ありません。親族としても一般参列者としても、通夜式や葬儀・告別式で問題なく着用することができます。制服で参列する際は、着崩さずに正しく着用しましょう。大学生の場合は黒色のリクルートスーツや黒色のワンピースやアンサンブル喪服が望ましいです。靴下は大人と同様に黒色、スカートの女性は黒のストッキングを履きましょう。靴も黒色の靴が望ましいです。

男女別・お通夜に参列する際の服装のマナー

故人を偲んで遺族の気持ちに配慮することが重要

お通夜の参列者は、故人を偲ぶために正装をするという意味で喪服を着用することがマナーとされています。フォーマルな場での装いであり、カジュアルな印象にならない事も大切です。 服装が黒色であればいいというものではなく、カジュアルにみえる綿・麻・ニットなどの素材は避け、フォーマルウェアとしてつくられているものを選ぶといいでしょう。素材は、動物やワニの革、動物柄のものは殺生をイメージさせるため、お通夜での使用には適しません。男女別に喪服のポイントをご紹介します。

お通夜に参列する男性の正しい服装

  • <スーツ>
    略式礼服である喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル)。ない場合は、黒・濃紺・濃いグレーのダークスーツを選びましょう。喪服では光沢の少ない生地が適しています。上着はシングルでもダブルでも、どちらでも問題ありません。パンツは裾がシングルのものを着用します。
  • <ワイシャツ>
    白無地・レギュラーカラー。柄物や色付きシャツ、ボタンダウンタイプは避けましょう。
  • <ネクタイ>
    黒無地・光沢のないもの。お悔やみの場でのマナーとしてくぼみ(ディンプル)を作らないようにします。ネクタイピンは付けません。
  • <ベルト>
    黒無地・プレーンベルト。派手なデザインのバックルや柄ものは避けましょう。
  • <靴下>
    黒無地
  • <靴>
    黒・革靴。派手なデザインは避けましょう。エナメルやシェードの靴も避けましょう。

お通夜に参列する女性の正しい服装

  • <喪服>
    略礼服である喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル)やパンツやワンピース・アンサンブル。光沢のない生地。トップスは5分袖までが理想。スカート丈は膝からふくらはぎ丈くらいが一般的です。
  • <アクセサリー>
    真珠が一般的。派手なネイルをしている際は、黒色の手袋を着用するといいでしょう(焼香時は外します)。
  • <バッグ>
    黒色・布製。光沢や飾りのないシンプルなもの。荷物の多い場合は黒のサブバックを持ちましょう。
  • <ストッキング>
    黒の薄手のストッキングが正式。30デニール以下が一般的。
  • <靴>
    黒色・パンプス。ヒールは5cm以下のフォーマルタイプが一般的。装飾やエナメル素材、サンダルは控えましょう。

 
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夏冬別・お通夜に参列する際の服装のマナー

夏冬別・お通夜に参列する際の服装のマナー
喪服を一着しか持っていない方も多いかもしれませんが、季節によって夏と冬で服装が少し異なります。寒い時期は喪服に適したコートを着用し、夏場は暑くても露出を控えたフォーマルを意識しましょう。基本的には夏も冬も喪服のマナーは同じです。それぞれの注意すべきポイントなどをご紹介します。

夏場にお通夜に参列する際の正しい服装

男性の場合

  • ・暑くてもジャケットを着用する
  • ・シャツは半袖でもよいが、なるべく長袖を選ぶ
  • ・ネクタイは季節に関係なく、黒色・柄なし

女性の場合

  • ・中は半袖・ノースリーブでもよいが、上着を羽織るようにする
  • ・カーディガンや肌が透けるレースの羽織ものは避け、ジャケットを着用する
  • ・夏場も黒色のストッキングを着用する
  • ・スカートの丈は膝よりも下

 

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冬場にお通夜に参列する際の正しい服装

冬場のお通夜に参列する際のただしい服装を、男性、女性それぞの場合で紹介します。

男性の場合

  • ・コートの色は黒色・濃紺・ダークグレー系のダークカラーで地味な色味のシンプルなデザイン
  • ・ファー素材は禁止。フェイクファーであっても殺生をイメージさせるため不適切
  • ・会場に入る前にコートを脱ぐ
  • ・音が出る素材はなるべく避ける
  • ・黒色・ダークカラーのマフラー

会場に入る際は、マナーとして防寒着は脱いでおきましょう。

女性の場合

  • ・コートは黒色・ダークカラーなどの地味な色味のシンプルなデザイン
  • ・ファー素材は禁止。フェイクファーであっても殺生をイメージさせるため不適切
  • ・会場に入る前にコートを脱ぐ
  • ・パンプスが理想的だが、大雪の時はブーツや長靴でも問題はない(会場内で履く用のパンプスを持参すると安心)
  • ・厚手のタイツはマナー違反ではないが、ストッキングが望ましい

会場に入る際は、マナーとして防寒着は脱いでおきましょう。

 

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まとめ

なかなか着る機会がない喪服ですが、日々の暮らしのなかで突然必要になるものです。喪服はただの黒色の服ではなく、素材や色味にも礼節含まれています。急遽、明日お通夜に行かなくてはいけない日などにも困らないように、サイズの合った喪服を適切な喪服を用意しておきましょう。

昔は喪服の準備しておくのは失礼などと言われることもありましたが、今は心構えと共に備えておくのもマナーではないでしょうか。サン・ライフでは、お通夜や葬儀の疑問、お悩み事に葬儀のプロがお応えします。どうぞお気軽にご相談ください。

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