みなさん、こんにちは。小田原式典総合ホールの永田 彩乃です。
野山では春ゼミが鳴きはじめ汗ばむ日が多くなってきましたね。
「そろそろ夏かぁ」と思っていたところ、
母に「12月は空けておいてほしい日があるからよろしく」と言われ、
もう12月の話しかと気が早いなぁと思い、
どんな大切な用事なのだろうかと聞いてみました。
親戚の三十三回忌だそうです。これで弔い上げなのだと聞きました。
なんとなく『三十三回忌で弔い上げ』だとは知っていましたが、
世間的にはどうなのでしょう?
四十九日とか一周忌とか三回忌とか…気になったので調べてみました。
一般的に仏式では、亡くなられた日を含めて七日目ごとの法要があります。
最初の七日目から始まり四十九日目までの間、七日ごとに裁きが行なわれ、
最終的に極楽浄土にいけるかどうかの判決が下されるとのことです。
少しでも良い判決をしてもらうために、
故人が生前に行なった善行(ぜんこう=よいおこない)を
遺族が祈ることによって善を足す、善を追加するという意味で追善と言われ、
このことを追善法要(追善供養)というそうです。
この追善はとくに中陰(ちゅういん)中に必要だと言われていますが、
故人の冥福を祈って行う法要全般(お仏壇でのご給仕・お墓参りなど)も
追善と言えます。
●忌日法要
初七日(7日目)
二七日(14日目)
三七日(21日目)
四七日(28日目)
五七日(35日目)
六七日(42日目)
七七日【四十九日】(49日目)忌明け
百箇日忌法要(100日目)
と続き、次は年忌法要と呼ばれます。
●年忌法要
一周忌(満1年目)
三回忌(満2年目)
七回忌(満6年目)
十三回忌(満12年目)
十七回忌(満16年目)
二十三回忌(満22年目)
二十七回忌(満26年目)
三十三回忌(満32年目)弔い上げ
五十回忌(満49年目)
百回忌(満99年目)
そして、弔い上げで故人がご先祖様として祀られることとなるそうです。
しかし、宗派や地域によって弔い上げが十七回忌だったり、
五十回忌だったりと違いがあるそうです。
こうして並べてみるとこれだけたくさんの法事・法要があるのだと
知ることができ、勉強になりました。
また神道やキリスト教、他の宗教・宗派によって考え方も違うので、
いろいろと調べてみるのも興味深いです。
さて、小田原式典総合ホールでは、6月24日(土)にご葬儀展示会があります。
館内を自由に見学できますし、ご葬儀に関してセミナー方式で説明も行います。
個人相談も承っております。
ご葬儀関して不安なこと・疑問がおありでしたら、
この機会にどうぞご来館ください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
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