みなさん、こんにちは。
小田原式典総合ホールの永田 彩乃です。
最近やっと暖かくなり、コートをクリーニングに出すことができました。
さて、みなさんはご葬儀の際、ご本尊軸というものをご覧いただいていますか?
多くの場合、祭壇上の遺影写真の後ろに飾ってあります。
宗派によって描かれているものが異なる掛け軸です。
私自身、この仕事につくまでは掛け軸とは無縁の生活をしていました。
(一般的にはそのような方が多いのでは…)
そのため、掛け軸のしまい方やそれぞれの名称も知りませんでした。
今回、改めて調べたのでまとめてみました。
しまい方にも作法があり、
1.両手で軸をゆっくりと巻き取ります。
この時、きつく巻き取らないように注意しましょう。
2.四分の一ほど巻き取ったあたりで、左手で掛軸を持ち、
右手で矢筈を持ち、掛緒を釘などから外します。
3.掛軸を折らないよう注意しながら上部を下に降ろし、
矢筈を外して置きます。
4.風帯のある掛け軸の場合は写真のように折り曲げます。
掛け軸によっては掛け軸の横幅より風帯が長い場合があります。
その時はさらに内側におりまげてください。
5.最後まで巻きます。
6.巻緒は3回ほど巻きます。掛緒の右下に巻緒を半折にして通します。
通した巻緒の輪を掛緒の左側へ延ばして、掛緒の左上より通します。
最後に左右の巻緒の長さを調整してください。
7.包み紙で包み、軸箱に納めます。
8.保存するときは湿気に気を付けて下さい。
掛け軸にも種類がいろいろあるそうですので、
これは一例ですが、参考にしてみてはいかがでしょうか?
さて、5月6日(土)はご葬儀展示会があります。
館内自由に見学できます。ご葬儀に関してセミナー方式での説明ですが、
個人相談も承っております。
ご葬儀関して不安なこと・疑問があるのでしたら
是非この機会にどうぞご来館ください!
スタッフ一同心よりお待ちしております。
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