こんにちは。小田原式典総合ホールの金子 理紗です。
梅雨も明け、蝉の声も響くようになってまいりました。
皆さま いかがお過ごしでしょうか?
さて、前回『如来』と『菩薩』について触れましたので、
今回は 『明王』 と 『天』 についてお話してみたいと思います。
『明王』は
如来・菩薩に次ぐ仏格といわれており、
如来の命を受けて怒りの形相になって現れた仏。
有名な『明王像』は
明王の代表格 “不動明王(ふどうみょうおう)”
煩悩を降伏する仏 ”降三世明王(ごうざんぜみょうおう)”
障害を取り除いてくれる仏 ”軍茶利明王(ぐんだりみょうおう)”
戦勝祈願の本尊 ”大威徳明王(だいいとくみょうおう)”
悪を打ち砕く仏 “金剛夜叉明王(こうごうやしゃみょうおう)”
病魔退散・病気平穏の仏 “孔雀明王(くじゃくみょうおう)”
明王像の特徴は、如来が姿を変え、人々を救うために
必死になっている姿なので、すごい形相になっているところです。
また武器を持っていたり、目や手の数が多かったり、
際立った特徴があります。
『天』は、
天空や天上界に住む者を意味する言葉です。
如来・菩薩・明王は人々や生き物の救済を目的としますが、
天は、仏法を守護する役目を持っています。
有名な『天』の仏像は、
釈尊の守護神 ”梵天(ぼんてん)” ”帝釈天(たいしゃくてん)”
水の神 “弁財天(べんざいてん)”
子供を守護する女神 “鬼子母神(きしぼじん)”
戦闘・財福の神 ”大黒天(だいこくてん)”
五穀豊穣・財宝充足の女神 ”吉祥天(きじょうてん)”
『天』の特徴は、人間に近い個性豊かな姿をしているところ。
また、性別がはっきりしていることも特徴の一つです。
明王と同じように多種多様で、上記以外にも
「毘沙門天」や「四天王」「阿修羅像」なども『天』に分類されます。
仏像にも種類があり、それぞれに役割を担っているということですね。
さて、小田原式典総合ホールでは、
8月20日(土)10:00よりご葬儀展示会を開催いたします。
写真撮影や、通夜料理の試食等を行います。
是非とも、この機会にお試しくださいませ。
スタッフ一同、皆様にお会いできるのを楽しみにお待ちしております。
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小田原式典総合ホール副支配人 金子理紗