小田原式典総合ホールの永田 彩乃です。
最近すっかり暖かくなって春らしい日が多くなりましたね。
皆さまはお花見に行きましたか?
私は少しだけ桜を見に近所を散歩したりしました。
さて、今回はご葬儀に使う道具に関して紹介します。
この写真の道具を見たことある方もいるかと思います。
この器の方は「洒水器(しゃすいき)」という名前です。
棒は2種類あります。左側を「洒水枝(しゃすいし)」、
右側を「散杖(さんじょう)」と言います。
散杖は主に柳や梅の枝の皮をむいて作られたものだそうです。
・洒水器とは?
そもそも洒水器とはなんでしょうか?
洒水器という漢字を見てもらえば分かると思いますが、水を入れる金属製の器です。
その水(浄水)を散らして身を清め道場を清めるために用います。
洒水枝や散杖の先で水や香水(きれいな水にお香をいれたもの)を掻き回したり、
散らしたりします。
この行為を洒水と言うそうです。
・なぜ棒が2種類あるのか?
宗派によって異なる棒を使っています。
散杖は真言宗
洒水枝はその他の宗派
・洒水の意味
上にも書きましたが、身や心を清め、仏性を呼び起こす効果があり、
仏様の智慧の水をそそぎ、菩提心の種を成長させる、という意味合いがあるそうです。
色々調べてみたのですが、
洒水に関してはあまり詳しいことが載っていなかったです。
洒水枝と散杖の2種類があるのはなぜか?
きれいな水に入れるお香ってどんなものか?決まりはあるのか?
きれいな水は水道水で良いのか?川の水なのか?滝の水なのか?湧水なのか?
このあたりの疑問が残ってしまいました。
今後も調べてみようと思います。
何か分かりましたら、また報告します。
さて、小田原式典総合ホールでは
5月26日(日)にフェスタを行います。
ご家族に皆さまで楽しめるような内容を企画していますので、
お楽しみにお待ちください。
皆さまのご来館を、心よりお待ちしております。
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