春の気配もようやく整い、
花の便りが相次ぐ今日このごろ。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
八王子滝山ファミリーホールの佐藤です。
亡くなられた方を偲んで、
お通夜やご葬儀までの間、枕飾りをしますが、
仏式の方(宗派によってはお供えしない場合もございます)には、
ご家族の方が手作りをした枕飯と枕団子を供える風習がございます。
枕飯とは、亡くなられた方に供えるご飯の事です。
意味は諸説ありますが、故人の霊がご飯に宿り、
復活することを願う呪術的な意味合いがあったと言われています。
地域によってさまざまなバリエーションがあるものの、
日本全国に見られる風習です。
一般的には、故人が生前に愛用していた茶碗を使い、
ご飯を高く盛り付けます。
そして、生前に使用していた箸を垂直に挿します。
枕団子には、冥途への旅の途中で
お腹が空いたらいつでも食べられるように、
あるいは、旅の途中で空腹に苦しむ人々に会ったら
団子を分けることで功徳を積めるように、
という思いが込められています。
また、枕団子を見て食べたいと思って蘇って欲しい、
という願いもあったようです。
東京では一般的に6個とされています。
(地域によっては3個や49個などございます)
枕団子の数として6個と言い伝えられている由来として、
人は亡くなると六道(ろくどう)と言われる
「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」の6つの世界を行き来し、
悟りを開いた順に成仏すると言われている為です。
最近はお亡くなりになられた際に、ご自宅ではなく、
当社のご安置室でお預かりさせて頂く事がとても多くなって参りました。
お忙しいご家族の方に代わって、
枕飯、枕団子を当社スタッフが心をこめて手作りさせて頂き、
お供えをしております。
また、当施設では西東京施設に2か所だけの
「24時間付き添い可能」な安置室を完備しております。
ご葬儀や施設に関するお問い合わせなどございましたら、
お気軽にお声がけください。
【お問い合わせ・ご予約 TEL:042-645-0311 】
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