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小田原式典総合ホール コラム
作成日:2016/06/17 最終更新日:2023/10/16

仏像 ~ 如来 と 菩薩 ~

こんにちは。小田原式典総合ホールの金子 理紗です。
先日、田んぼのそばに住む、友人の家に立ち寄った際、
これぞ! カエルの大合唱 ♪ といった状況に
季節の移り変わりを感じてしまいました。
雨に映える紫陽花もいいですが、
カエルの合唱も、笑って元気になれそうな気がします。

さて、今回は『仏像』のことをお話してみようかと思います。
一言に仏像といっても、実はかなり多くの種類があります。
大きく分けますと、
『如来(にょらい)』『菩薩(ぼさつ)』『明王(みょうおう)』『天(てん)』
4つに分類することができます。

まず、今回は『如来』と『菩薩』についてお話します。

『如来』は
元来、お釈迦様がモデルとなっていて
“悟りの境地に達したもの”という意味です。

名な『如来像』
 仏法の開祖     ”釈迦如来(しゃかにょらい)”
 極楽浄土の主    ”阿弥陀如来(あみだみょらい)”
 密教世界の最高位  ”大日如来(だいにちにょらい)”
 東方瑠璃光浄土の主 ”薬師如来(やくしにょらい)”
 蓮華蔵世界の主   ”毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)”

一般的に”奈良の大仏”と呼ばれている東大寺毘盧遮那仏
他の如来像のように”如来”という言葉はついていませんが、
『如来』に属します。

如来像の特徴は
大仏様でもおなじみのパンチパーマ風のヘアスタイル
装身具類を付けず、薄い衣一枚であることで見分けがつくと思います。

ただ、大日如来像は冠をかぶったり、アクセサリーを身に着けていることもあります。
阿弥陀如来像と薬師如来像は同じような姿をしていますが、
薬師如来は、手に薬を入れた壺をもっていることが多いです。
阿弥陀如来は、親指と人差し指で輪を作っていることが多いです。

さて『菩薩』は
モデルは、出家前のお釈迦様といわれていて
あえて仏にならず、修行者としてとどまり
様々な姿で人々を教えに導きます。

有名な『菩薩像』は
 釈迦の次世の仏       ”弥勒菩薩(みろくぼさつ)”
 現世利益を叶えてくれる菩薩  “観音菩薩(かんのんぼさつ)”
 知恵の菩薩         ”文殊菩薩(もんじゅぼさつ)”
 無仏時代の救世主      ”地蔵菩薩(じぞうぼさつ)”
などがあります。

菩薩像の特徴は
出家前のお釈迦様は、王子様だったことから、
菩薩は、宝冠仏面をつけていたり、首飾りなどの宝飾品
身に着けています。

菩薩は、様々な姿で人々を教えに導くため、菩薩像も多種多様です。
地蔵菩薩は、菩薩の中では例外的に、人間の僧侶の姿をしています。

いかがでしたでしょうか?
仏像を観る機会がありましたら、ご参考にしていただければ幸いです。

次回は『明王』『天』についてお話してみたいと思います。

次回のご葬儀展示会(終活セミナー)7月8日(金)の10時からです。
是非ご参加くださいませ。

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小田原式典総合ホール副支配人 金子理紗

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