みなさん、こんにちは。小田原式典総合ホールの永田 彩乃です。
最近、小田原式典総合ホールでの朝一の仕事は落葉かきです。
毎朝たくさんの落葉がホールの前にたまっていて、
集めると45?のゴミ袋一杯になってしまいます。
ホールの周りの多くの木の葉っぱが紅葉して散っています。
そんな葉っぱをみてふと思ったのが経机に飾ってある「樒(しきみ)」です。
式の度に新しい樒を持ってきてもらっているのですが、
いつも青々としていて、光沢があります。
あの葉っぱは季節で散ったりしないのでしょうか。
そもそも、何故経机に飾ってあるのでしょうか。
気になったので調べてみました。
・樒とは
常緑樹で、大きくなると高さが10m、直径30㎝にもなります。
全てに毒があり、特に実は食べると死亡するほどの毒があるとのことです。
・樒を用いる意味
いくつか樒を用いる意味や理由があります。
ひとつは、仏様の世界に咲く「青蓮華(しょうれんげ)」という花に
似ているからという理由です。
普通の蓮華とは違い、華葉が細長く極めて美しいといわれています。
この細長い華葉が樒の華葉と似ているためというものです。
また、樒自体も仏様の世界である天竺から来たものだといわれています。
もうひとつは、まだご遺体を土葬するのが一般的だった時代には、
埋葬場所を野犬などの動物が掘り返してしまうのを防ぐため、
動物が嫌がる臭いや毒を持つ樒を使い、埋葬場所の周りに植えたり
枝を刺したりして対策をしていたと言われています。
その他、水が腐るのを防ぐためともいわれています。
花瓶のお水は腐りやすいので他の花などと一緒に樒をお飾りして、
腐りにくくするのに用いていたそうです。
このように樒を用いる理由や意味はいろいろあるようですね。
今回、調べてみて樒に毒があることを初めて知りました。
みなさんも口にしないように気を付けてください。
また、ご自宅で飾ったりするときも
小さいお子さんが口にしないように気を付けてください。
さて、小田原式典総合ホールでは、
11月26日(日)に終活ご葬儀展示会を行います。
館内を自由に見学できますし、個人相談も承っております。
家族葬などご葬儀に関してセミナー方式で説明も行います。
ご葬儀関して不安なこと・疑問があるようでしたら、
是非この機会にご来館くださいませ。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
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