しつけに厳しく、3人の息子を育て上げた母。とても明るい性格で、通っていたデイサービスでも人気者でした。手先が器用で裁縫や刺繍が得意。5円玉や50円玉を繋げて作り上げた五重塔や兜などの作品は、我が家にたくさん残っています。
小学校の近くで30年に渡り文房具やお菓子などを販売する雑貨店を営んでおり、放課後になると、近所の子供たちで店はにぎやかな雰囲気に包まれていたのを覚えています。
車椅子生活になりながらも元気に暮らしていた母ですが、突然胸の苦しさを訴え病院へ。肺炎の発症が原因となり、96歳で天寿を全うしました。
サン・ライフは以前父の葬儀でお世話になったことに加え、通夜料理の試食などのイベントに参加して家族の「もしも」に備えてきたこともあり、母が亡くなった際に迷わず連絡を取りました。
エンバーミングで若返った母の表情
打ち合わせに来てくださった小峰さんは、慣れない葬儀でどうすれば良いのか悩む私たち家族に、色々なアドバイスをしてくれました。打ち合わせの中で母が牛乳やコーラ、スイカが好物だったと話したところ、母のためにわざわざ用意していただいたことには本当に感動しました。
また、母が亡くなってから式まで少し日にちがあったため、身体を衛生的に保全するエンバーミングを依頼しました。以前テレビ番組で見ていたこともあり、どのようなものかは知っていたのですが、実際に母の顔を見た親族からは「若返ったみたい。きれいになった」と声をいただきました。また母のお気に入りの洋服に着替えることもでき、依頼して本当に良かったと実感できました。
母のために家族の手でスイカをカット
式を担当していただいた鈴木さんは段取りが素晴らしく、私たち家族に対する説明は優しく明快でした。母との最後の別れとなる式の中で、スイカを家族の手でカットして母に手向ける機会を作っていただいたことには「ここまでしていただけるものなのか」と驚きました。当日出てきた料理も試食で知ってはいましたが一品一品にこだわりが感じられ、親族にも出来立ての料理を食べてもらうことができ、とても満足しました。簡単に質問に答えただけで母の人柄や私たち家族の感謝の気持ちが伝わるオリジナルの会葬礼状も素晴らしい出来栄えで、読んだ方から「すごい文章で感動した」と感想を頂戴しました。
アフターフォロー担当の濱野さんにもきめ細かい対応をしていただき、お陰で何の不安や心配を感じることもありませんでした。
今回もサン・ライフに依頼したお陰で、満足のいく母の見送りができ、感謝しています。