父は米国政府公認のカイロプラクターで、独自のテーピング療法を考案。技術の普及のために世界各地で講演活動を続けていました。そのエネルギッシュさは仕事にとどまらず、自分自身はもちろん私たち家族を楽しませることにも発揮されました。自分の誕生日に盛大にパーティーを開催したり、75歳の誕生日には家族全員をハワイに招待するなど、楽しい思い出は尽きません。
そんな人生を謳歌していた父ですが、元から腎臓の状態があまりよくなく、透析を続ける中でガンが発見。秋に開催される学会に向けて準備をしていましたが、80歳で天に召されました。
要望通りのパーティーのような葬儀
サン・ライフには以前祖母の葬儀でお世話になり、大変満足のいく対応だったことと、スタッフの伊藤さんとも親交がありましたので、父の見送りも迷わずお願いしました。打ち合わせ担当の中平さんには、にぎやかなことが好きだった父に似合う、「パーティーのような見送り」をお願いしました。中平さんは私たち家族の細かい要望をしっかりと聞いた上で、実現に向けて順序立てて対応していただき、とてもありがたかったです。
利用したホールは駅から近く駐車場も充実しており、多くの方に会葬いただくことができました。お料理もみな出来たてでとても美味しく、皆さんから好評でした。
エンバーミングでハンサムな表情に
暑い季節の葬儀だったことに加え、父が亡くなってから葬儀までの期間が少し空いてしまったため、父の身体を衛生的に保全するエンバーミングを依頼。エンバーミング後に愛用のスーツへ着替えた父は、声をかけると起き上がってきそうな安らかな表情になりました。その姿を見た会葬者から「こんなにきれいなの」「ハンサムになった」という声をたくさんかけていただきました。
中平さんと伊藤さんには当日の式も担当していただいたのですが、その対応は素晴らしいの一言。式全体の流れをしっかりと把握され、限られた時間の中で随時調整を図りながらスムーズに進行をしていただいたお陰で、孫たちが父へ最後のメッセージを伝える時間を作ることができました。オリジナルの会葬礼状も家族みんなの気持ちが伝わる素敵なものになったと感じています。
その他にも、スタッフの方が父の好物であるたっぷりのあんことバターをのせた焼き立てのトーストを用意していただき、供えることができました。会場に広がったその香ばしい香りは、きっと父にも届いたと思います。
サン・ライフの皆様のお陰で、家族全員が納得するいい葬儀ができました。父も満足のいくピリオドを打てたのではないかと感じています。
