気持ちのいい秋風が吹き渡るころとなりました。
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。
先日、母方の叔父が亡くなり、神道のご葬儀に参列しました。
私は、父方でご葬儀があると仏式、母方でご葬儀があると神式となります。
日本というのは世界でも稀に見る宗教自由の国であるとつくづく感じます。
神道のご葬儀は『神葬祭』といいます。
ご葬儀の進行自体は類似点が多いので、仏式のご葬儀に慣れた人が神道のご葬儀に参加しても
混乱するシーンは少ないかもしれません。
しかし、仏教の用具である数珠を使わない、仏教の言葉である「冥福」「成仏」などは使いません。
神道では、亡くなった人は神々の世界へ帰って子孫を見守ると考えられているので、
『神葬祭』は故人を子孫の家に留めて守護神になってもらうための儀式です。
不幸が起きたという非日常の状態を祓い清め、
不幸が起きていない日常の世界に戻すという意味があります。
ですから、神道では死は悲しむべきものではないとされているので、
哀悼の意を述べるのは神葬祭の場では不適切となるのです。
「お悔やみ申し上げます」と伝えるべきシーンでは
「このたびは突然のことで…」などと言葉を変えます。
仏式では「ご冥福をお祈りいたします」が
神道では「御霊のご平安をお祈りいたします」となります。
他にも「仏教→神道」の違いをあげると
「僧侶→神職」「喪主→斎主(さいしゅ)」「位牌→霊璽(れいじ)」
「お布施→御礼、御祭祀料、御玉串料」「供物→神饌物(しんせんもの)」
「焼香→玉串奉奠(たまぐしほうてん)「戒名→諡号(おくりな)」
「忌中払い→直会(なおらい)」などなど…
私のように父方と母方で仏教と神道を行ったり来たりする身にとっては、
いろいろな意味で複雑で、いろいろな意味で勉強になります。
さて、相模斎場・相模ファミリーホールは、
大小6つの式場で、様々な宗派のご葬儀やご法要に対応しております。
また、事前・生前相談も承っております。
式場の見学も可能です。 ぜひ、電話でご予約していただき、ご来館ください。
万が一の際、「事前に相談をして、見学をしておいて、本当に良かった。」と思って頂けるよう、
対応させていただきます。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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相模斎場・相模ファミリーホール 深沢 佳代子