台風の爪痕を残しつつも、秋の爽やかな風が吹いてきました。
被災された方々にはお見舞いを申し上げます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
滝山ファミリーホール林です。
突然ですが、皆様のご家庭の宗派はご存じですか?
日本人は宗派というものを普段あまり気にしないで暮らしていますから、
いきなり問われたら首を傾げてしまうかもしれません。
ご葬儀はその宗派に沿って執り行われます。
今回は、そのひとつである神道についてお話しさせていただきます。
神道とは、日本の民俗宗教です。
日本を中心とした神話を持ち、世界的な普遍性はありません。
教祖も教えも教典もありません。
教義や教典の代わりに、古事記、日本書紀といった古典が神典とされています。
神様は自然の中に宿ると考え、祖霊をまつり、祭祀を行います。
自然や祖霊、死者への畏敬の念を根幹とした信仰で、
神様は地域社会を守り、恵みを与える守護神であると同時に、
天変地異や病を招きよせ、崇りをもたらすとして怖れられてもいました。
キリスト教やイスラム教のような唯一の神ではありません。
神道では、人は亡くなると神になるとされています。
死後、神社に神様として祀られることもあります。
神社によって祀ってある神様は決まっており、
死んだ人や動物、影響力のあった政治家だったりします。
たとえば、明治神宮なら明治天皇、日光東照宮なら徳川家康、
乃木神社なら乃木希典などです。その他、動物では、キツネや蛇が代表的です。
さらに生き物でなくても、石や木、下駄を神としている神社もありますので、
実際には何でもありです。
それぞれの神を信仰し、祀り、拝み、幸せ(願い事)を祈ります。
お葬式は、仏教の場合、故人を極楽浄土に送るために行われますが、
神道式のお葬式である神葬祭は、故人を家に留めて守護神とするための儀式とされています。
仏式のお葬式は寺で行う事もありますが、神葬祭が神社で行われることはほとんどありません。
神道では死は穢れ(けがれ)であるとされていて、
神社のような神の聖域に穢れを持ち込むことはよくないとされているためです。
宗教によりさまざまな考え方があるのですね。
さて、八王子滝山ファミリーホールでは
10月12日(日)10:00より ご葬儀展示会を開催いたします。
個別のご相談や参考になるセミナー、通夜料理のご試食などございますので、
是非お越しいただけると幸いです。
ご予約・お問い合わせは 042-645-0311 まで。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。
みなさまのご来館をお待ちしております。
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